History “時”の先駆者 フランク ミュラー歴代コレクション since1986

わずか20年足らずでその名を世界にしらしめた天才時計技師、フランク ミュラー。複雑機構を中心として、前例がない斬新な作品の数々は人々の心を魅了し続けています。
伝統と革新の混ざり合ったブランドの歴史を紐解いてみましょう。

  • 1986
    フリー・オシレーション(自動振動)トゥールビヨン Free-oscillation Tourbillon

    フランク ミュラーのトゥールビヨンとして、世界に存在を示した衝撃的な逸品。ジャンピングアワー機能付きトゥールビヨンという、まったく新しい構造を実現。時針と分針を備えた、レギュレーター タイプの文字盤もユニーク。この複雑機構を原動力とし、その後、枚挙に暇がないほどの世界発を発表してきます。

  • 1987
    フリー オシレーション(自動振動)トゥールビヨン ミニッツリピーター Free-oscillation Tourbillon,Minutes Repeater

    フランク ミュラーの誇るトゥールビヨンが、同じような高度な技術を求められる複雑機構であるミニッツリピーターと統合され、完璧な調和を奏でています。ムーブメントのパーツには、エンパイア スタイルスタイル(帝政様式)の装飾が施され、スケルトン加工された文字盤から覗き見ることができます。設計に2年を要し、数百個ものパーツが使われています。

  • 1989
    リバース トゥールビヨン ミニッツリピーター パーペチュアル カレンダー Reverse Tourbillon, Munites Repeater, Perpetual Calender

    想像以上に難易度の高い技術が要求されるトゥールビヨンに加え、さらにミニッツリピーターとパーペチュアル カレンダー(永久カレンダー)という、2つのハイレベルな複雑機構を組み合わせたコンプリケーションモデル。研究と開発に2年を要し、数百個のパーツを必要とし、わずか1点のみ製作されたモデルです。

  • 1990
    スプリットセコンド クロノグラフ トゥールビヨン Split-second Chronograph,Tourbillon

    地球の重力の影響によって生じてしまう精度の狂いを自ら補正することのできる特別な機構が、トゥールビヨンです。この姿勢差による誤差を安定させるために開発された画期的なこのシステムが、スプリットセコンド クロノグラフの計測精度をさらに高めたのです。設計に16ヶ月を費やし、数百個のパーツが使われ、1点だけ製作されたモデルです。

  • 1991
    ダブルフェイス モノプッシャー クロノグラフ ワールドタイム Double-face Monopusher Chronograph, World Time

    文字盤が表にも裏にも存在する、ダブルフェイスです。表側の文字盤には、通常の時・分・秒の針を利用しながら、ベゼルに刻まれた世界の都市名と回転ベゼルによって第2タイムゾーンの時刻を知ることができるワールドタイム、裏側の文字盤にはパルスメーターを装備しました。時を読み取る方法に、新しい概念をもたらしたモデルです。

  • 1992
    キャリバー 92 Caliber 92

    グランドコンプリケーションの歴史に残る、1点製作の画期的な腕時計です。時打ち機能は、一定の時間毎に鳴るグランドソヌリおよびプチソヌリで、現在の時刻を1時間、15分、1分単位で鳴らすミニッツリピーター。パーペチュアル カレンダー機能は、2100年までプログラムされ、日付と曜日、レトログラード式で12ヶ月名と各月の均時差、閏年の周期、24時間表示、ムーンフェイズ、さらに時計内部の温度まで表示。極めて複雑なムーブメントは、プラチナ950のブロックを加工したエンパイア スタイル(帝政様式)のケースに収納。フランク ミュラーが手掛けるまで、これほどまで複雑な機構を備える腕時計は存在しませんでした。さらに、このムーブメントには、1995年にトゥールビヨンが、1998年に60分積算計付きのクロノグラフ、ミニッツリピーター用のパワーリザーブ インジケーター、ムーブメント用のパワーリザーブ インジケーターが加えられました。

  • 1993
    キャリバー 93 Caliber 93

    フランク ミュラーは伝統的な機構を持ったコンプリケーションウォッチに、数々の機構を加えました。それは、スプリットセコンド クロノグラフ、現在時刻を1時間、15分、1分単位で鳴らすことのできるミニッツリピーター、日付と曜日、レトログラード式の12ヶ月名と各月の均時差を表示するパーペチュアル カレンダー、閏年の周期、24時間表示、ムーンフェイズ、さらに時計内部の温度まで表示する機構です。

  • 1993
    リピーター作動インジケーター付き ミニッツリピーター Minites Repeater with a repeater-action indicator

    フランク ミュラーの卓抜したアイディアが、緻密なミニッツリピーター機構をさらに進化させました。それは、リピーターの作動状況をインジケーターで表示する機構を考案したことです。リピーター機能の作動がひと目でわかるよう文字盤上のレトログラード針が動くので、誤操作を防止することが出来ます。現在、このインジケーター機能の仕組みは、フランク ミュラーの名前で特許を取得し登録されています。

  • 1994
    キャリバー 94 Caliber 94

    リピーター作動インジケーター付きのミニッツリピーター、レトログラード式の12ヶ月名と各月の均時差を表示するパーペチュアル カレンダー、フランク ミュラーが特許を取得したトゥールビヨン、レトログラード秒針、時計内部の温度表示計など、多岐にわたる複雑機構を搭載。しかも驚くべきコンパクトなサイズで製作し、プラチナ950のブロックから削り出されたケースに収納。研究開発には、3年以上が費やされました。

  • 1994
    ミニッツリピーター Munites Repeater

    レトログラード式月別均時差表示付きパーペチュアル カレンダー トゥールビヨントゥールビヨン時計のもっとも複雑な機構にフランク ミュラーの2つの特許機構を組み合わせた、グランド コンプリケーション。しかも、この腕時計には、フランク ミュラーの時計師としての才能が見事に集約されているばかりか、美しさを求める彼の美的な感覚により、3つの複雑機能を洗練されたデザインでまとめています。

  • 1995
    キャリバー 95 Caliber 95

    キャリバー95は、フランク ミュラーが特許を持つトゥールビヨン、スプリットセコンド クロノグラフ、センター時針、分針、秒針、日付と曜日、レトログラード式の12ヶ月名と各月の均時差を表示するパーペチュアル カレンダー、閏年の周期表示、24時間表示、ムーンフェイズ、時計内部の温度計表示など、多くの機能を備えています。しかも文字盤はダブルフェイスとなっており、まったく表情の異なる時計が反対面に姿を現します。ひとつの腕時計が2つの表情を創りだす傑作で、1点のみ製作されました。

  • 1996
    キャリバー 96 Caliber 96

    ダブルフェイスとして構築された腕時計の両面にミニッツリピーターを配した、世界初の画期的なモデルです。ダブルフェイスの表と裏で2つのタイムゾーンを表示することのできる機能を備えていますが、さらに、それぞれ独立したミニッツリピーターを搭載し、愛好家が選んだ都市や地域の時刻を、美しい音色で、時、15分、分単位で打ち鳴らすことができるのです

  • 1996
    ミニッツリピーター インペリアル トゥールビヨン Minutes Repeater, Imperial Tourbillon

    開口部から眺めることのできる、剣と美しいブリッジ。このトゥールビヨン キャリッジのおかげで、ひと目でフランク ミュラーの作品であることが理解できるインペリアル トゥールビヨンです。1995年に発表したモデルに、再び取り組み、ラウンド型ケース以外の腕時計で初めて、特許を取得している作動インジケーター付きミニッツリピーターをトゥールビヨンに組み合わせたのです。

  • 1997
    キャリバー 97 Caliber 97

    この腕時計は、1点だけ製作され、グランドソヌリおよびプチソヌリ、ミニッツリピーター、パーペチュアル カレンダーがすべて組み込まれています。グランドソヌリとプチソヌリは、クリアなチャイムの音により、一定の時刻を1時間、15分単位で告げてくれる機構で、ミニッツリピーターに組み込まれています。複雑機構を製作する技術のなかでも、もっとも高いレベルの技術力や知識が要求されます。

  • 1997
    コンキスタドール Conquistador

    フランク ミュラーには、ご存じのように、数々の複雑機構を研究し、開発し、制覇してきた実績があります。ひとつの腕時計に、これまで制覇してきたミニッツリピーター、パーペチュアル カレンダー、モノプッシャー スプリットセコンド クロノグラフ、ダブルフェイス クロノグラフを集約。コンキスタドール、つまり征服者であり、制覇した人と名付けられた、世界初のモデルが誕生したのです。

  • 1998
    世界最小のトゥールビヨン ムーブメント The world's smallest Tourbillon movement

    この年、フランク ミュラーは、直径19.15mmという世界最小のトゥールビヨン ムーブメントの開発に成功。トゥールビヨン ムーブメントによる、小型化の世界記録を樹立しました。このムーブメントは、卵のようなフォルムの全体にダイヤモンドをセットしている宝飾時計の心臓部に組み込まれ、卵部分の上面に配されたガラスを通し、時、分を読み取ることができる構造です。

  • 1998
    キャリバー 98  Caliber 98

    この完全なダブルフェイスウォッチは、1点のみ製作されました。一方の文字盤には全面にダイヤモンドが敷き詰められ、針がなく、1枚の回転ディスクによって時刻が表示されます。もう一方の文字盤には、フランク ミュラー独自のアイディアと機構によるルーレットが配されています。最高レベルの複雑機構には、グランドソヌリおよびプチソヌリとミニッツリピーターの機能も組み込まれています。

  • 1986
    キャリバー 99 Caliber 99

    プラチナ製の完全なダブルフェイスウォッチで、1点のみ製作されました。一方の文字盤には、現在、特許として登録されているダブルミステリーという機構が組み込まれています。これは、針を使わず、2枚の回転ディスクによって時間と分を表示する初の機構です。この複雑なムーブメントにはグランドソヌリおよびプチソヌリ、そして、ミニッツリピーターとパーペチュアル カレンダー機能も組み込まれています。

  • 2000
    キャリバー 2000 Caliber 2000

    この年、フランク ミュラーは、すべての表示がレトログラード式という1点製作の完全なダブルフェイス ウォッチを初めて発表。一方の文字盤では、時、分、秒の各表示を、もう一方の文字盤では、曜日と日付をレトログラード式で表示。複雑なムーブメントには、グランドソヌリおよびプチソヌリ、ミニッツリピーター、パーペチュアル カレンダーが組み込まれています。

  • 2000
    ロングアイランド ビーレトロ セコンド Long Island, Bi-Retrograde Second

    フランク ミュラーは、秒をふたつレトログラード針によって表示する初の方式をこの腕時計で試みました。第一の秒針は0から30秒までを、第二に秒針からは30から60秒までを表示します。

  • 2002
    トゥールビヨン レボリューション Tourbillon Revolution

    トゥールビヨン レボリューションは、機械式時計の愛好家にとって夢のような時計といえます。ボタンを押すことによってトゥールビヨン ケージがサファイア クリスタルの風防の近くへ上がり、その細部までを見ることができるのです。オーナー自らがトゥールビヨン ケージをボタン1つで自由に扱うことができるようになった画期的な腕時計です。

  • 2003
    トゥールビヨン レボリューション2 Tourbillon Revolution2

    トゥールビヨン レボリューション2はトゥールビヨンの歴史を根底から覆す複雑なシステムと巧みな表現がなされました。ケージを水平と垂直の2方向に回転させることで、より正確に地球の重力より生ずる精度の誤差を補正します。まさに、腕時計の為に考案されたまったく新しいトゥールビヨンを搭載したコンプリケーションウォッチです。そしてこのトゥールビヨンの回転と連動した2つのレトログラード針がそれぞれ8分、60秒を表示します。

  • 2003
    クレイジー アワーズ Crazy Hours

    「クレイジーアワーズ」の文字盤の1から12までの数字はランダムに配列され、時針がジャンプすることにより、時刻を表示します。これは時の概念に対する新しいアプローチ方法と言えます。この奇想天外ともいえる腕時計で、フランク ミュラーは従来の時間の秩序にとらわれない新しい時の哲学を打ち立てました。

  • 2004
    トゥールビヨン レボリューション3 Tourbillon Revolution 3

    ケージと水平と垂直に回転させる「トゥールビヨン レボリューション2」に続き、世界発のトリアクシャル(3重軸式) トゥールビヨンを採用した「トゥールビヨン レボリューション3」。お互いに垂直になるように固定された3つの軸を中心に3つのケージが回転します。驚くべきスペックを携えた奇跡ともいうべきモデルです。

  • 2004
    クレイジー アワーズ トゥールビヨン Crazy Hours Tourbillon

    文字盤のインデックスをランダムに配置するという、何にも縛られない自由闊達な創作である「クレイジーアワーズ」と、時計制作技術の中で最も精巧にして最も驚異的は複雑機構であり続ける「トゥールビヨン」。複雑時計の究極の技術による、驚くべきそして夢のような、伝統と革命の融合がなされました。まさにフランク ミュラーにしか存在しない複雑時計です。

  • 2005
    エボリューション3-1 Evolution 3-1

    フランク ミュラーは過去何年間も世界初の機構、機能を発表し続け、このEvolution3-1にたどり着きました。このモデルに搭載される機構はレボリューション3で実現したトリアクシャル(3重軸式)トゥールビヨンに、パーペチュアル カレンダーを掲載、そしてツインバレルによって生みだされる10日間のパワーリザーブです。

  • 2006
    エテルニタス Aeternitas

    エテルニタスはトゥールビヨンにFMをデザインしたブリッジを持ち、パーペチュアル カレンダーとも異なるグレゴリオ暦の400年周期を自動表示するエターナルカレンダー、1000年に一日しか修正の必要のないムーンフェイズ、更にはレトログラード デイト、曜日、12ヶ月名表示、デイ&ナイトと組み合わせた24時間表示、イクエーション(均時差)表示、スピリットセコンド クロノグラフ、マスターバンカーまで搭載しました。まさに永遠に時を刻む腕時計なのです。

  • 2007
    エテルニタス メガ Aeternitas Mega

    終わりなき進化を遂げるフランク ミュラー ”エテルニタス メガ” は、グランドソヌリ&プチソヌリ ミニッツリピーター、ウェストミンスター カリヨン機能を加え、新たに発表されました。2006年にフランク ミュラーは、1000年カレンダーを搭載した ”エテルニタス” を発表して、世界中時計の専門家やコレクターを驚愕させました。そして2007年は、この伝説の時計にソヌリ リピーター機構を搭載し、更なる神話を築きあげました。基本的なムーブメントは、これまでと同様で「トノウ カーベックス」のケースに合わせて設計された変形ムーブメントは、自動巻きで、マイクロローターが6時位置にあり、シースルーバックからムーブメントを眺めることができます。

  • 2008
    エテルニタス メガ ブラック Aeternitas Mega Black

    前年に発表された世界最高峰の超複雑時計 エテルニタス メガのブラックモデル。プラチナ ケースにPVDを施し、文字盤とトゥールビヨンまでもがすべてブラックで統一され赤のインデックスがひときわ際立ち、ミステリアスな雰囲気をもっています。

  • 2011
    ギガ トゥールビヨン Giga Tourbillon

    「ギガ」という名称に象徴されるように、時計の約半分の空間を占め、魅せることを追及した直径20mm大型トゥールビヨンを搭載。ロービート(18,000振動/時)でありながら、4つのバレル(香箱)により10日間のパワーリザーブを実現。スケルトン バージョンは、高度な技術で作り上げられたメカニズムが隅々まで見渡せ、完璧な美の世界を堪能させます。

  • 2011
    サンダーボルト トゥールビヨン Thunderbolt Tourbillon

    「サンダーボルト トゥールビヨン」の通常1分間で1回転するトゥールビヨンのキャリッジを1分間で12回転というスピードで回転させ、すべての姿勢差を相殺し高精度を実現しています。
    既成の概念を覆す設計理論はフランク ミュラーのトゥールビヨンへの新たな挑戦であり、敬意と矜持の表れでもあります。