トータリー クレイジー
トータリー クレイジー

昨晩から、ニュース番組の天気コーナーが気になっていた。不安定な空模様が、3日間も続いたからだ。しかし、天気コーナーによると、気にしていた週末は、期待通りの晴天。予報を読み上げた女性キャスターに、いつも趣味の良い着こなしで魅せてくれる彼女に、思わず、感謝である。

早朝、自宅を出る頃の風は、季節が動いていることを感じさせた。空から届くメッセージにも、僅かな変化が含まれている。ひと吹き、ひと吹きに、微笑ましいぐらいの優しさがある。これ、である。すでに気持ちは、フライト前の確認を済ませ、愛機のコクピットに収まっている。

格納庫から見上げる空は、予報通りの快晴。おまけに、滑走路脇の吹き流しも、程よい風向と風速を教えてくれる。おかげで、朝から、気持ちが軽い。今日は、二人で、少し離れた島まで、ランチのために飛ぶ。情報によると、目的地のエアーフィールドも、絶好の状態だと教えてくれた。

評判の魚介を提供してくれる店に、彼女が、予約を入れてくれている。島でのランチ日和を決めたのは、連日の天候を睨みながらの計画であった。今日の天候で、飛行状態とルートで、目的地に着陸してからの道路事情なども味方してくれれば、2時間後にはテーブルについているだろう。

ペアで用意したカラードリームが、大胆に、思い切って、鮮やかな色彩を使い、コクピットの二人を愉しい気持ちで満たし、見守っている。

トータリー クレイジー
トータリー クレイジー
トータリー クレイジー

トータリー クレイジー アワーズは、自由に時間を創作するクレイジー アワーズを、より飛躍させ、より意外性を盛り込み、“時を遊ぶ道具”らしい腕時計である。機能としては、まず、クレイジー アワーズと同様、60分間で1回転する分針が正時を指すと、現時刻から次の時刻へ時針が瞬時にジャンプし、次の60分間が経過するまで、その時刻を指したまま留まっている。もちろん、文字盤に配列されたインデックスは、通常とは異なり、自由気ままに配置されている。

ところが、トータリー クレイジー アワーズは、それだけではない。時針が、24時間分の役目を果たした瞬間、日付を示すポインターデイト針も次の日付を目掛け、一気にジャンプしていく。ランダムに配列された時の表示は、時間ばかりか、日付にまで意外性を与えているのだ。それは、天賦の才と腕時計への熱き情熱によって、複雑時計の世界で異彩を放つフランク ミュラーだからこそ発想できる作品である。

しかも、トータリー クレイジー アワーズはもちろんのこと、二人のためのモデルは、どちらも、カラフルに彩られたビザン数字が踊るカラードリーム。時刻を知らせながらも、持っている人を心から和ませ、豊かな気持ちにしてくれ、フランク ミュラーならではの遊び心が溢れている。

Special Thanks : Japan Aviation Academy

FRANCK MULLER Story “時の哲学”を授かった背景には、まず、閃きがあり、究極の技と叡知がある。
いつまでも夢が溢れ出る、腕時計づくりのワンダーランド。
FRANCK MULLER Story 01

『FRANCK MULLER WATCHLAND』は、いまや世界中の腕時計トレンドに計り知れないインパクトを与える存在となっています。フランク ミュラーのすべての腕時計を製造している『フランク ミュラー ウォッチランド』は、スイスのジュネーブ市街地からほど近い、ジャントゥと呼ばれる長閑な地区にあります。まるで、夢が溢れ出てくるような腕時計工房です。正面には雄大なモンブランを望み、レマン湖の静かな湖面を見下ろす丘陵地に展開される腕時計のワンダーランドには、もともと1900年代初頭に貴族が住居としていたというシャトーが建てられていました。

「ディズニー映画『ライオン キング』と、その動物の世界を描いた映画のテーマ曲から発想したのが、『フランク ミュラー ウォッチランド』です。実は、作曲を担当したエルトン ジョンは、私の知り合いなのです。ブランドとしてスタートした当時、スイスを代表する老舗の時計ブランドのなかにあって、まだまだ誕生したばかりのブランドが頑張っていくことができるよう、また、誰でも、子どもたちでも訪ねてくることができるよう、できるだけ開放的な腕時計工房を創りたかったのです」

フランク ミュラーと共同経営者となるヴァルタン シルマケスは、現在、『フランク ミュラー ウォッチランド』のベースとなっているシャトーを共同で購入。その後、このシャトーの外観デザインを丁寧に踏襲した建物を何棟か増築し、建物を含む素晴らしい景観を維持しながら、まったく新しい空間へと進化させたのが、腕時計のワンダーランドなのです。

『フランク ミュラー ウォッチランド』では、フランク ミュラー独自の腕時計づくりのコンセプトを実現するため、基本的な設計、デザインのアイディア熟成、ムーブメントの製作などはもちろんのことですが、手作業による極めて高度な複雑時計の組み立てから、アーティスティックな貴金属の細工まで、腕時計製造に関連するすべての工程を行っています。当然、独自の機構を持ったプロトタイプの研究開発のための拠点でもあります。だから、ベースとなったシャトーと周辺の景観を丁寧に残し、自然環境を意識しつつ、研究開発部門を含めた腕時計製造のための施設を増築していきました。

「深い緑と木立の影に見え隠れするシャトーの佇まいなど、中世の面影を色濃く残しながら、静かで、景観も素晴らしく、自然を大切にしているジャントゥに心を動かされたのです。歴史的にも希少なシャトーに工房を構え、理想の環境を備えた夢が溢れ出てくるような腕時計工房を実現させるため、この地をウォッチランドと定めました」

フランク ミュラー自身による言葉からも、腕時計のワンダーランドに寄せる熱い想いが、ストレートに伝わってきます。腕時計のワンダーランドでは、毎年、新作発表会『WPHH/World Presentation of Haute Horlogerie』が開催され、フランク ミュラーをはじめ、ウォッチランド ブランドとして手掛ける新作腕時計を発表する一大イベントとして世界中から注目を集めています。だから、つねに独創的な腕時計を発表し続け、世界中の腕時計トレンドにインパクトを与える『フランク ミュラー ウォッチランド』からは、時計愛好家ばかりか、誰も目を離すことができないのです。

FRANCK MULLER Story 02
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