Innovate with Classic Techniques 超複雑機構を創造する、フランク ミュラーだけの“時の哲学”。

Masters Collection

AETERNITAS 5

フランク ミュラーのすべての腕時計を製造しているフランク ミュラー ウォッチランドは、スイスのジュネーブ市街地からも近い、ジャントゥと呼ばれる長閑な地区にあります。正面には雄大なモンブランを望み、レマン湖の静かな湖面を見下ろす丘陵地に展開される腕時計のワンダーランドには、1900年代初頭には貴族が住居としていたというシャトーが建てられていました。

もともと、フランク ミュラーは、ウォッチランドの構想が生まれる前、近くに住居を兼ねたアトリエを構え、この地に強く惹かれていました。

そこで、このシャトーの外観デザインを丁寧に踏襲した建物を増築し、歴史的な建物を含む素晴らしい景観を堅持しながら、本社機能と時計工房を集め、夢の溢れる腕時計工房としてフランク ミュラー ウォッチランドが誕生。ウォッチランドには、デザインと設計、パーツ製造、装飾、組み立てという各部門が集い、自社で一貫製造を行うマニュファクチュール体制を整えています。

ここでは、新作発表会『WPHH/World Presentation of Haute Horlogerie』を開催し、世界中の時計愛好家などから熱い視線を集めています。

ジュネーブはもちろん、その近郊は、時計づくりの街として知られています。なぜ、ジュネーブは時計の街として発展してきたのでしょうか。ジュネーブと時計との歴史的な関係は、実に16世紀まで遡ることができます。当時、フランスのカルヴァン派プロテスタントであったユグノーと呼ばれる人たちが、弾圧と迫害により、カルヴァン派の拠点であったジュネーブに移ってきました。彼らは、時計づくりなど、精密機械をつくるノウハウも持ち込んだのです。

もともと、ジュネーブでは、教会の装飾品など、彫金などの宝飾細工が盛んでした。そこで、宝飾細工で培った技法に磨きがかけられ、品質の高い時計製造への道を拓き、精密で細かなマニュファクチュアが確立されていくのです。

フランク ミュラーによる最大の功績は、ポケットウォッチ/懐中時計が主流の時代に考案された超複雑機構を腕時計に搭載したことです。彼は、圧倒的な品質を提供するブランドとして、いかに複数の超複雑な機構を小さなムーブメントに組み込むことができるか、という崇高な目標のため、絶え間のない挑戦を続けてきました。なかでも、彼が新規に発明し、開発したトゥールビヨンは、それまでの時計史を塗り替えるほどの画期的なシステムであり、この発明によってトゥールビヨンの製作方法に目覚ましい進歩をもたらしたのです。

それは、1986年の世界最大の時計・宝飾見本市、バーゼルフェアでのことでした。フランク ミュラーが初出品した、1本の腕時計が注目されたのです。フェアの開幕前日には、スイスの美術系新聞のトップで、“ゴールドハンドが製作した、かつて例のない複雑時計、フェアに現る”と、大々的に取り上げられたほどです。この記事がセンセーションとなり、時のスイス大統領までもがフェアに来場され、初出品の腕時計をご覧になりました。

初出品の腕時計とは、独自の発想によるトゥールビヨンを初めて搭載した、フリー オシレーション トゥールビヨンです。しかも、トゥールビヨンは、ジャンピングアワー機能付きという、まったく新しい構造を実現し、時計界に衝撃を与えた作品だったのです。

また、レギュレーター クロックという精度の高い置き時計を意識し、時、分、秒を独立させて表示する3個のインダイヤルを備えていました。いまでは当たり前になった、文字盤に設けられた丸い窓からトゥールビヨン機構が見える画期的なデザインも、先駆的でした。

フランク ミュラーにとっても、このフリー オシレーション トゥールビヨンは、その後、数多くの超複雑機構を発想し、世界初を発表していくための原動力となったモデルです。

AETERNITAS 5

AETERNITAS

AETERNITAS 5
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AETERNITAS

エテルニタス

フランク ミュラーほど、驚くほど大胆で、斬新なモデルを発表し続け、腕時計愛好家を唸らせるブランドは、希少な存在かもしれません。かつて、腕時計に、トゥールビヨンはもちろん、パーペチュアルカレンダー、そして、ミニッツリピーターといった超複雑機構を搭載したばかりか、複数の超複雑機構を搭載したモデルを発表し、衝撃を与えたことは、記憶に新しい事実です。

そんなフランク ミュラーが、グランドコンプリケーションを超えるのではないか、という超複雑な機構を搭載した機械式時計をラインナップしています。名付けられたモデル名は、“エテルニタス”というものですが、ラテン語で“永久”という意味です。モデル名の通り、エテルニタスは使用を続けているかぎり、永遠に止まることなく動きつづける自動巻き機構を搭載しています。

エテルニタスには、5つの異なるバージョンがありますが、共通のムーブメントを使用しています。トノウ カーベックスのケース形状に合わせて設計された楕円形に近いムーブメントは、ツインバレル方式の香箱で、約8日間のパワーリザーブ機能を備えています。また、キャリッジ径14mmという大きなトゥールビヨンを搭載し、そのテンプには調整用としてホワイトゴールド製のスクリューを使用し、緩急調整針がありません。さらに、イニシャルのFMを洗練されたスタイルでトゥールビヨンのアッパーブリッジにデザインしています。

エテルニタスの1モデル、エテルニタス 5は、トゥールビヨン、スプリットセコンド クロノグラフ、均時差、第二・第三時刻の表示にプラスし、エターナルカレンダーを備えていますので、理論上は、1000年間修正無しでカレンダーを使用できます。さらに、グレゴリオ暦に基づく閏年までも自動的に調整します。しかも、2時位置のセキュラーインジケーターは、通常はレッド表示ですが、西暦2000年代については、2100年/2200年/2300年/2500年/2600年/2700年/2900年の計7回、その年の2月の1か月間だけグリーン表示となり、閏年ではないことを示します。

つまり、セキュラーインジケーターは、1000年の期間中、実に7回だけ機能するわけですが、理論上は、月表示、日付表記、曜日表示、閏年表示を手動で調整することなく、カレンダー機能を正確に動かし続けることができます。まさに、エテルニタスは、永久に時を刻むグランドコンプリケーションです。

AETERNITAS 5
AETERNITAS 5

Location of Photo Shoot :
Shibuya Hikarie Shin Qs Franck Muller Masters Room

FRANCK MULLER